ミスや失敗を人生のプラスに変える11のステップ
どんなに注意していても、
ミスや失敗をしてしまうことがありますが
その出来事に対する振り返りの質で
人生の質は決まります。
失敗や大きな問題が起こった時ほど、
成功へのチャンスにするかどうかの
分かれ道です。
失敗を失敗で終わらせないためには、
まず、自分の心に謝罪の気持ちが
あるかどうか?を見ることから始めます。
ほとんどの問題は
「第二象限」である自分の習慣や
ルーティン、システムという緊急ではないが
重要な事を行なっていないために起こります。
常に、ミスや問題をつくっているのは、
自分なのです。
自分の価値観、優先順位が
今の結果を作っていることを
受け止めることが反省改善の始まりです。
謝罪の気持ちが弱ければ弱いほど、
改善や変化が小さくなります。
謝罪の深さが改善の深さであり、
謝罪の大きさが変化の大きさです。
そして次に、全ての感情を味わい
受け止めるということです。
迷惑をかけた相手に対しての
悔しさ、悲しさ、辛さなどの感情。
そして、迷惑をかけた相手が許してくれた気持ちなど、
自分と相手の感情を味わい、心の底から反省し、
何を言われたとしても受け止めます。
無意識に自己正当化して
人のせいにして言い訳をしていたり、
その問題、事件自体を簡単に忘れるようでは、
同じミスや問題を繰り返します。
自分が源で考えて振り返り、
しっかりと感情を味わいつくし、
受け止めることが重要です。
感情の強さによって記憶に残り、
相手の感情をどれだけ受け止めるのかが
自分の器となり、感情を受け止めた分だけ
改善のパワーやコミットメントが強くなります。
まだまだ他にも重要なポイントがあります。
ミスや失敗を人生のプラスにする考え方
(人間関係が絡む場合)をまとめると以下のようになります。
≪1≫ 自分が源で考えて反省する(被害者意識にならない)
≪2≫ 心の底から謝罪する
≪3≫ 自分の感情を味わい受け止める
≪4≫ 相手の感情を理解して感情移入して受け止める
≪5≫ 2度としないと決め、
更に良くなることをコミットメントする(決断)
≪6≫ もう一度やり直せるとしたらをシミュレーションして、
本当はどうしたいのか?理想を明確にする
≪7≫ 新しい最良イメージを目標設定する
≪8≫ 戦略計画(プラン)を立てる
≪9≫ 実行する
≪10≫ 反省、改善を繰り返しパワーアップする
≪11≫ 新しいルーティンやシステムを習慣化する
このプロセスによって
失敗を失敗で終わらせるのでなく、
ただミスをしないためでもなく、
人を喜ばせたり、
感動を与えるための改善にして
パワーアップの機会にすることができます。
ミスを起こさないために反省改善をするのと、
更に良くするためにするのとでは、
人生の質が全く違います。
皆さんは、どのレベルで反省改善し、
振り返りをしていましたか?
≪1≫ ~ ≪11≫ の一つ一つが、奥の深い内容なので
ぜひ、成功する人ならどう考えるのか?
を想像して考え、学んでみてください。
過去は変えられないからこそ、
これから手にする結果を2倍、3倍にして
未来を良くすることでしか、
過去を大きくプラスに変えられません。
失敗から学び、
自分でチャンスにする人が
成功者になるだけです。
唯一の失敗とは、
その出来事から学ばなかった事である。