【経営者やリーダーにとって一番大切な能力とは…】

【経営者やリーダーにとって一番大切な能力とは…】

いよいよ11月に入りました。
今年もあと2ヶ月になりましたね。
 
昨日、新入社員の歓迎と、IVPの第1回目を無事終了できたという事も兼ねて、社員のみんなと打ち上げ&歓迎ランチ会をしました。
 
毎回、やり遂げた後の食事会は何とも言えない達成感と幸福感を得ることができます。
 
その中で、いろんなテーマで話が盛り上がりましたが、
 
「経営者やリーダーにとって、一番大切な能力は何ですか?」という質問がありました。
 
ちなみに…
皆さまはどう思われますか?
 
経営者やリーダーとしてたくさんの勉強をし、様々な実体験をしてきた中で、経営者やリーダーにとって最も大切な能力は、「判断・決断の質を高めること」これが人生における天下の分かれ道になると思っています。
なぜなら…人生は選択の結果だから…
 
その話を社員に伝え、そして最後に
「では、どのように判断・決断の基準を高めていくのですか?」
「社長はどんな基準で選択し決断をしているのですか?」
 
という質問を受け、みんなで、少し考える時間を取りました。
 
もちろん、マニュアル通りに行くと
 
①本質的、客観的、長期的
 
②感情的な選択をしない
 
③原則に従い、自分の目的・価値観に沿って選択する
 
④事実と解釈を区別化する
 
⑤部分的ではなく全体バランスを見る
 
これが判断の基準になります。
 
この5つの判断基準はとても大事です!
 
ただし、その中でも特に重要な判断の核になる部分は、
 
「私心を外す」という事です。
 
やはり、私たちはどうしても「私心が入る判断・決断」をしてしまうことが多くあります。
 
私心は、自分にとってプラスになることや、好き嫌いでの基準や、都合の良い方向、有利になる方向に判断し、自己中心的なコントロールや、正当化するような判断をしてしまう場合があります。
 
個人の感情や考え方ではなく、経営者やリーダーの役割として、物事を部分的に見るのではなく、全体的に、バランスよく見ることが大切です。
 
何よりも原則中心で私心を外して決断する勇気を持つ人が、バランスのとれた経営者やリーダーになっていますよね^ ^
 
私も、何度も何度も私心が入り、個人的な感情が入ることがたくさんありました。
 
ただ、経営者やリーダーはその役割から、守らなければならないものがたくさんあるという事を忘れてはいけないと学んできました。
 
経営者やリーダーにとって一番必要な能力は、この判断・決断の質を高めることだと私は思っています。
 
私の尊敬する京セラの稲森会長や、松下幸之助さん、青木師匠、スティーブン・R・コヴィー博士も、私心を入れないように最も原則中心を選択されてきた方々です。
 
原則中心で自分が源の考え方が、結果的にはバランスの取れた成幸をもたらすという事を私はこの目で見てきました。
 
私心を外すということは、本当に難しいですよね。
 
私も、20年間で何度も判断・決断で悩み、孤独を味わいながら決断を繰り返して、真面目で原則を生きる人たちを守ってきました。
 
本当に何度も私心との戦いでした…
 
これからも、日々私の修業は続きます。
私は本当にまだまだ未熟だという事を改めて自覚しました。
 
このようなテーマを話すきっかけをくれた社員に感謝いっぱいです。
 
改めて、経営者やリーダーとして「私心を外した判断・決断」をしていかないといけないと思いました。
 
社員のみんなありがとう!!

 

%e3%81%bc%e3%81%8b%e3%81%972img_0407