私は能力開発のトレーナーとして、
たくさんの人を見てきました。
その中で、
圧倒的な成功をする人とそうではない人の違いは、
起こった出来事に対する、解釈の質で決まると
確信しています。
例えば、失敗をしたときの反応を見ると、
様々なパターンの人が存在しています。
(例)1000万円を失ったときの反応
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[Aパターン]
出来事に対する意味付けがネガティブで
大ピンチにしてしまう人。
「失敗」や「最悪」だと解釈し、
何も生み出さず、テンションも
モチベーションも下げてしまいます。
・自分に向いていない
・出来ない
・だからやらない
などど解釈をする。
イメージとしては、
1000万円を失って、自分を正当化したり、
被害者になったりするマイナス思考の人。
—
[Bパターン]
出来事に対してそこまで重く考えず、
あっけらかんとしている人。
ただ黙々と次に行けばいいと思い、
ひたすら突き進む人。
イメージとしては、
1000万円を失っても、しょうがないと
次に進む。
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[Cパターン]
失敗から学んで、プラスに解釈して前に進む人。
通常、能力開発を学んでいる人は
Cのパターンが多い。
学んでいるので考え方は確かに
ポジティブですが、実際には、
簡単な自分なりの解釈で
前に進んでしまう傾向にある。
イメージとしては、
1000万円を失ったことに対して、
そこから学び、元通り1000万円を取り返す人。
—
[Dパターン]
Cのパターンの中でも、さらに出来事から
深く大きく学び、アイデアを出して
すぐ行動にかえていける人。
そして、負のエネルギーを目的と目標に
向かって何倍にもプラスに転換していく。
イメージとしては、
1000万円を失ったことに対して、
その失敗から学び、悔しい思いを
なにくそ根性のパワーと感謝の
エネルギーに変えて1億円を手にする人。
—
いかがでしょうか。
このように一見、失敗のように捉えられる「出来事」でも
本当の成功者は、Dパターンのように
失った1000万円を1億円にするような
アイデアを出し、コミットメントし、
プラスのエネルギーを作り出します。
そして実際に、1億円を手にしていきます。
解釈の質によってプラスのエネルギーに転換し、
1000万円の損失から9000万円の利益を
生み出すことができるということです。
失敗をしたとしても、それが、
最大のエネルギーに変わると確信しているので、
失敗をどんどん楽しめるようになります。
だからこそ、成功者は失敗を恐れず、
すべての出来事から学んでいき
10倍、100倍、1000倍の結果を
生み出すことができるのです。
これが本当の成功者の感覚であり、
人生に圧倒的な差をつける考え方です。
失敗がなければDパターンの人は存在しません。
そして、Dパターンになるために失敗があるのです。
さて皆さんはどのパターンになりやすいでしょうか?^ ^