経営者やリーダーにとって
「育成力」は非常に重要な要素と言えます。
真の育成力とは何でしょうか。
言葉でどれだけ言っても、
人はついてきません。
相手が自ら行動を起こし、
育っていかない限り会社、組織の繁栄はありえません。
では、真の育成力において、
もっとも重要な要素とは。
①自分と相手をどう見ているか(See)
自分に対して、相手に対して、
世の中に対して、どう見ているか
ですべてが決まります。
ダメだと思って見たらダメになります。
信じて、できると思って関わればそうなります。
リーダーは、適材適所を見抜き、
相手には必ず価値がある、できる!と思って関わります。
すべての始まりは
どう見ているかというパラダイムです。
それが育成において、最も必要です。
②冷静に、優しく、わかるまで説明する
感情的な内容ではなく、
一人ひとりの性格・状況・立場に
合った説明を詳しくしてあげること。
育成とは、説明力です。
例え話などを使うと効果的です。
③言っている事を、
自分が行っているかどうか
(一貫性、言行一致)
そこを見られています。
簡単に言うと、
一番最悪なのは口だけの人です。
例えば、
会社で言っていることや、伝えていることを
その会社の社長や、マネージャー、社員が
生きていなければ信頼できません。
やはり言行一致が
一番のリーダーシップであり、
マネジメントです。
それが結果的に成果にも繋がります。
④その道で圧倒的な成果を出している
成果を出している人が、
決していつも最高のリーダーとは限りませんが・・・
成果を出している人には、その人が今まで培ってきた影響力、自信、アイデア、知恵があり、素晴らしいアドバイスがもらえます。
さらに、人はここまでできるんだ!という
相手の可能性を広げるモデルになります。
だからこそ、
誰よりも成果を出している、
もしくは、過去に一度でも
圧倒的な成果を出しているリーダーやマネージャーには、
大きな影響力が生まれます。
⑤コーチング技術を身につけている
育成の基本は、相手の可能性を引き出し、
その人自身の主体性を発揮させることです。
エンパワーメントを解放させる
そのために、私が意識しているのは
・なるべく相手の意見を尊重する
・相手の援護をする
・答えを自ら出させるようにコーチングする
ということです。
なので、必然的に
観察、傾聴、承認、質問力
フィードバック、といったコーチング技術を
身につけることがとても大事になります。
真の育成力に必要な要素というのは
まだまだありますが、
まず、お互いの価値観や言動や行動が原則の上に成り立っていなければ意味がありません。
育成にとっての土台は
愛と感謝と思いやりと、お互いの成長に対する好奇心。
そして何よりも、
相手に無限の可能性に気づいてもらう
関わりです。
追伸
48歳
人生初の度入りメガネデビュー