【人生は起こる刺激や出来事では決まらない】

【人生は起こる刺激や出来事では決まらない】

 
日々、私たちの目の前には、たくさんの刺激や出来事が起こります。
 
お金がなくなったとしても
大切な人が目の前から居なくなっても
思い通りにいかなくても
 
その出来事に対して、私たちが意味づけするまでは、ポジティブもネガティブも存在しないのです。
 
繰り返しますが、刺激や出来事という起こった一つの事実に対して、私達の意味づけや解釈次第でどんな選択でもできます。
 
刺激や出来事を客観的にフラットに見ることができるようになれば、たくさんの本質や全体像が見えてかつ、そこには様々な大切なメッセージがあるのかもしれません。
 
どちらが正しいとか、間違いだとか、そういうことではなく、
どのように解釈することが自分の理想の未来に一番近づくのかを、考えてみてください。
 
私達はどんな選択をしても、常にメリット・デメリットが存在しています。
 
どちらにフォーカスするかは、私達次第です。
 
どの選択をしても、正と負の感情はつきものであり、
それは感謝という大切なメッセージを深めるために起こる出来事です。
 
そう考えれば、
新しい人生にチャレンジしたり、
夢に向かうことを恐れる必要はないと思います。
 
理想を生きない理由は、
どこかでマイナスだと感じていることがあるからではないでしょうか。
 
周りの目を気にしたり、比較をしたり、
どこかで今の状態に少し不満や不安を感じることもあると思います。
 
大きなチャレンジをしたり、目標達成にこだわろうとすれば、
自分のペースを崩したり、人間関係を失うといった痛みを感じるかもしれませんよね。
 
その痛みを味わうぐらいなら、新しい未来の選択や夢に向かうことより、
今のままの方が大きな感情が動かないので、気楽なのかもしれません。
 
結論、今の状態が自分にとっては居心地がいいのだと思います。
 
心理学的に言うと、人間は自分の脳が一番快適で、苦痛を感じない場所が大好きなのです。
 
それが自分のセルフイメージであり、理想の居場所だと思っているのです。
 
だから変わりたくないのです。
 
面白いものですね。

理想を手にしたいと言いながら、ある意味今の状態が理想なのかもしれせんね。
 
受け入れたくないと思いますが…
 
人生は刺激や出来事で変わるのではなく、自分のその時の解釈の質で決まるのではないでしょうか。
 
私たちは解釈次第でどんなものにでもなれる。
 
 
『私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、
私たちのあるがままの世界を見ているのである』
スティーブン・R・コヴィー

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